2010-08-09

全工程終了


先日完成した建物、実は陶芸作家さんからのご依頼でした。
工房として使用するためのものなんです。

建物の他に、作業机と差し棚、完成した作品を保管するための棚の作成もご注文いただいていました。

自然素材の家 作業机
野地板の残りの材料を使用して作った、作業机。
自然素材の家 差し棚
差し棚は手前と奥の2本のパイプに板を渡したものです。
板は自由に出し入れが可能です。
自然素材の家 差し棚と作品
作品が並べられると命が吹き込まれたように、一気に工房らしくなりました。
自然素材の家 保管棚
差し棚の右手が作品を保管するための棚。

今後この棚にビッシリと素敵な作品が並ぶのでしょう。

また、これまで使用されていた庭の水道が低い場所に設置されていたので、高さを調整し立ったまま作業が出来るようにしました。

自然素材の家 水道
ビンテージの枕木を組み合わせて高さを出しました。

建物以外の造作で余ってしまうはずの木材を上手く活用することが出来ました。

以上で今回の工事は全て終了となりました。
施主さまと引き合わせてくれたキューピット(= 邦生)、ベテラン屋根職人の二人、土壁隊のみんな、細かい要望に迅速に対応してくれた製材所のみな
さん・・・
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。

そして、施主さま。
ご協力頂きながら一緒に造り上げた思い出深い建物となりました。
どうもありがとうございました。
今後この工房からたくさんの素敵な作品が誕生することを楽しみにしています。

自然素材の家 ietoka

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いろいろと細かい注文を聞いて頂いて、ありがとうございました!
毎日出来上がるまでを眺め、時には土壁を塗り、私も思い入れのある工房になりました。
机に向かって作業したり、板一枚出す時も、丁寧にヤスリをかけていたお二人の姿を思い浮かべます。
時が経って木に味わいが出るのを楽しみにしてます。
工事が終わってしまい、カクニさんもさみしそうですよ。

takuma さんのコメント...

工事開始の頃からのブログを読み返すと、基礎工事の土堀りがついこの間のことのように思い出されます。

工房完成まで1ヶ月と少し。
楽しい時間はあっというまでした。


個展に向けてますますお忙しい毎日だと思いますが、体に気をつけてがんばってください。

個展にもお邪魔させていただきますね。